デオンテイ・ワイルダーのトレーナー、マリク・スコットは、「ブロンズ・ボンバー」ことワイルダーが、文句なしのヘビー級チャンピオン、オレクサンドル・ウシクを倒せる唯一のファイターだと信じている。
スコットは、ワイルダーのスリムな体格、スピード、パワーが、文句なしのヘビー級チャンピオンであるウシク(22勝0敗、14KO)に対する勝利の鍵となる要素であると考えている。ワイルダーは直近4試合のうち3試合で負けており、この時点で世界タイトルに挑戦するチャンスを得ることすら不可能に思える。
ファンはワイルダー(43勝3敗1分け、42KO)がウシクのような才能あるファイターと少しでも勝負できるのか懐疑的だ。昨年4月にサウジアラビアでジョセフ・パーカーと対戦した際、ワイルダーは12ラウンドの判定で一方的に負けており、自信がなさそうに見えた。
ワイルダーのキャリアが危機に
ワイルダーのキャリアは、今週土曜の夜リヤドで行われる張志磊(26勝2敗1分け、21KO)との試合で危うくなっている。ワイルダーはすでに、この試合に負けたら引退するかもしれないと発言しており、たとえ負けなかったとしても、ウシクとのタイトル戦や高額賞金の試合は諦めるしかない。
スコットはワイルダーとタイソン・フューリーの4度目の対戦を熱望しており、実現できると信じている。だが、実現する可能性はさらに低いようだ。35歳のフューリーは引退への第一歩を踏み出しており、ウシクとアンソニー・ジョシュアとの最後の2試合を終えて裕福な男として世を去ることになるかもしれない。
ワイルダーはフューリーに2度負けており、ファンの中にはジプシー・キングに3度負けても当然だと考える者もいる。現時点でワイルダーとフューリーの4度目の試合を売り込むのはほぼ不可能だろう。ファンは勝者が1人しかいない金儲けの試合とみなすだろうからだ。
スコットは、フューリーやウシクとの対戦を夢見るよりも、今週の土曜の夜に行われるワイルダー対チャン戦に集中すべきだ。なぜなら、オッズメーカーは、この対戦ではデオンテイが劣勢だと予想しているからだ。ボクシングファンは、チャンがワイルダーをノックアウトして、彼のキャリアを終わらせることは間違いないと考えている。


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